遮熱シートとは
テント倉庫の天井や壁面に 遮熱シート を施工することで、庫内の温度上昇を大幅に抑えることができます。
夏季の作業環境づくりや、保管商品の品質維持に役立ちます。
遮熱効果の実測データ
実際に施工を行った現場での温度変化をご紹介します。
建屋内部の気温（施工前と施工後）
| 7月29日 | 8月9日 | |
|---|---|---|
| 気温 | 39.6℃ | 33.8℃（▲約6℃低減） |
| 湿度 | 38.3℃ | 35.2℃ |
| 暑さ指数 | 32℃ | 27℃ |
建屋内部から天井を撮影
| 7月29日 | 8月9日 | |
|---|---|---|
| 最低気温 | 41.5℃ | 33.6℃（遮熱シート施工箇所） |
| 最高気温 | 66.7℃ | 54.2℃（遮熱シート未施工箇所） |
施工完了後内部写真
数値からもお分かりいただける通り、遮熱シートを施工することでテント倉庫内の温度低下が確認されています。
遮熱シートのメリット
- 作業者の熱中症リスク軽減
- 庫内の温度上昇を抑え、保管物の劣化防止
- 冷房設備との併用で省エネ効果向上
- 既存のテント倉庫にも後付け施工が可能
施工イメージ
倉庫の快適化から、持続可能な社会へ
遮熱シートの導入は、現場で働く人の安全や快適さを守るだけでなく、持続可能な社会づくりにもつながります。
従業員の健康と働きやすさ（SDGs8）
夏場の高温環境を抑えることで、熱中症のリスク低減につながり、安心して作業できる職場環境づくりを支援します。
省エネとCO₂削減（SDGs7）
空調負荷を軽減することで、省エネと光熱費削減に寄与。CO₂排出の抑制にもつながります。
保管物のロス削減（SDGs12）
温度変化による商品の劣化を防ぎ、廃棄ロスを減らすことで、持続可能な事業活動に貢献します。
これらの取り組みは、SDGsの以下の目標に関連しています。
- 目標8：働きがいも経済成長も
- 目標7：エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 目標12：つくる責任 つかう責任
倉庫の温度対策は、快適さを高めるだけでなく、企業の社会的価値の向上にもつながります。
